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マンション投資第29の鉄人

7月も中旬になると天気の良い暑い日が続きます。
札幌は観光シーズンとあって外国人や旅行カバンを持った人を多く見かけます。
マンション投資されている方も避暑目的で札幌を訪れています。
話は変わりますが、最近、マンションのリフォームや設備の設置を行っていて
部屋には目や気の流れがあることに気付きました。それらに合わせて内装工事などを
しないと落ち着きのない部屋となってしまいます。自分の部屋もベッドの向きを変えて
みましたら雰囲気や気分がガラッと変わりました。
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マンション投資第29の鉄人 (1)
                                 
                            埼玉県在住 前泊王子 (専門職)
  マンション管理組合体験談
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 1995年に新築物件を購入したが、まだバブル崩壊から間もなかったためもあり、
よい投資ではなかった。もともと資産といえるものはなく、将来に何の保証もない職種なので
常々何らかの運用が必要と考えていた。その後、不動産関連書籍で勉強し、
中古マンション経営が手ごろで有利な対象と知った。
 大学時代と大学卒業後長く住んでいた札幌に土地勘があったため、主にアパマンプラザを
通して投資を開始し、札幌の物件を買い増していった。現在札幌の物件は5室保有中。
できるだけ管理組合総会には出席するようにしているので、出席数は多い。そのため、
ほかの地方物件を含めた管理組合で、それぞれ通算監事3期、理事6期を経験した。
 今回、学級委員長以来のトップ役、はじめての理事長職を押し付けられプレッシャーを
感じている。
 最近は不動産経営に関してはつきつめると、空室を如何に減らすかと立地の2点に尽きると
考えている。もちろん、いろんな条件が相互に関連しているが、あとの要因は何とかなる。
投資そのものに関しては、いままで多くの方がマンション投資の鉄人として投稿されて
いるので、私ごときものから何も付け加えることはない。
今回はちょっと視点を変えて、マンション所有に付きものの管理組合についてとりとめもなく書く
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 わたしの本業は不動産と無縁なので、初めは社会勉強のため、オーナーとしての義務、
所有物件資産維持目的の色気ごころ等で管理組合総会に出席していた。
 専門的知識はほとんどないが、管理組合、管理会社との共同作業は実際勉強に
なることが多い。
 時に管理組合や理事会の内部対立もあり、時には常識がない人もいて、議論が紛糾し
マンション管理の事業計画がなかなかまとまらず停滞することもある。新築後10年も
管理組合総会が開かれていなかった物件もあった。総会で発言しても言いっ放し、
ガス抜きで終わる総会もある。
 偏執狂的な理事長が、管理会社の担当者をノイローゼ寸前にまで追いやった例は
笑えなかった。また特定の組合員が役員や管理会社と毎回毎回衝突するのも目撃した
ことがある。 管理組合の仕事は何もしない役員が、執拗にいちゃもんをつけて延々と
管理組合ホームページに関するIT的専門知識の議論が展開されて辟易とさせられたことも
あった。
 独断で突っ走る理事長、面倒な提案ばかりしてくる理事長、理事長の取り巻きの
イエスマン、理事長と癒着気味の管理会社、管理会社言いなりの理事長、総会資料に
間違いが多すぎる管理会社、ここでは記述できないような不備があった管理会社担当者も
いた。
 5年ぐらいの間に3度も管理会社を替えたワンマン理事長もいた。毎回「こんどこそベストの
管理会社!」というが、安さに目がくらんだのと、自分がコントロールしやすい管理会社を
求めて二転三転したようだ。何度連絡しても管理費の振り込みに応じないオーナー、
何度さまざまな方法で連絡しても連絡がつかない人に至っては、所有権という権利が
あるにしても、それに伴う義務もあるはずと義憤に駆られる。
 傍観者でいられれば傍目には楽しく、所有者、入居者の価値観の多様化といえば
聞こえはいいが、現代社会の縮図ともいえよう。これらの対価としての家賃収入でもあるので
不動産経営は利益を得なければ意味はない。
 つづく・・・・・・・
 

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