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マンション投資第二十二の鉄人

先日、投資の鉄人の原稿をいただきました。
マンション投資第二十二の鉄人 Ⅶ
マンション投資第二十二の鉄人     東北地方在住   瀬谷 潤
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「頭の良い人」と「本を読まない人」に不動産投資はできない~畳水練では、泳げるようになれない
不動産投資は、ある意味「航海」に似ています。
海の向こうにある島には、豊かな果実が実っている。しかし、その島に渡るためには、
船を操り、海を渡らなければなりません。
一見、海は陸と陸を遮断するだけのものにすぎません。しかし、船を操ることさえできれば、
海は陸と陸をつなぐ道になりえます。
頭の良い人は考えます。
船が揺れて、船酔いしたらどうしよう。高波を受けて、船がひっくり返ったらどうしよう。帆が
裂けて、潮に流されたらどうしよう。コンパスが壊れて、方角がわからなくなったらどうしよう。
島にたどり着く前に、水や食料が尽きてしまったらどうしよう・・・・・。
不動産投資に対し、今一歩踏み出すことができず、腰が引けている人には、どうやら大きく
分けて、二つのタイプの人がいるようです。
ひとつは、船を出す前から、こういう机上の上で想定されるリスクばかりを考え、「船を出さない
理由」を探すのが得意な「頭の良い人」。
もうひとつは、リスクを乗り越えるための先人の知恵や対処法を勉強する努力をしようとしない
「本を読まない人」。
それにしても、いきなり「頭の良い人に、不動産投資はできない」とは、実際に不動産投資を
実践している方々が、さも「頭が悪い」などと言っているようで、大変失礼な話です。
誤解のないように申し添えますが、ここでいう「頭の良い人」とは、いわゆる「理論家」や
「理屈家」という意味です。
なぜ理論家や理屈家に、不動産投資ができないのかというと、彼らはすぐに「できない理由」を
探してしまうからです。
「ああなったら大変だ」 「こうなったらどうするんだ?」
それにしても、よくもまあ実践したこともないくせに、不動産投資に隠れたリスクを、ものの
見事に言い当てるものだと感心(?)してしまいます。
さすがに頭の良い人は違う。
確かに、理論家や理屈家の話す、「不動産投資に隠れたリスク」というのは、すべて当たって
いると思います。
なぜなら、ぼく自身が、彼らの話すリスクのほとんどを実際に体験しているからです。
しかし、机上の理屈と実務とは違います。
彼らの話すリスクは、あくまでも机上の理屈話であり、実務では、そのリスクに対する様々な
解決策が用意されているのが不動産投資の世界です。
ぼくは、自分自身をどうひいき目に見たところで、やはり頭の悪い方に属している人間だと
思います。
その根拠として、もしぼくが頭の良い人間だったら、そもそも、自身の物件が競売にかけられる
ような事態には陥っていないと考えるからです。
しかし、そんな頭の悪いぼくですら、今まで家賃を取りっぱぐれたことは一度もありませんし、
数千万もの債務超過に陥ってしまった際も、自己破産をすることなく解決しています。
それは単に、ぼくが専門家の知恵と知識と、何より不動産投資において発生する様々な
問題を解決するための法律やシステムを利用させてもらったにすぎません。
つづく・・・・・・・
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著書紹介
『住宅ローン地獄からの生還』  マイブックル 
『住宅ローン破綻 競売があなたを救う~実践者が語る最後の解決策』    早稲田出版
オフィシャルブログ 『瀬谷流プチ不動産投資日記』 
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