基準地価

道内商業地の最高価格地点 国土交通省が20日に発表した道内の2005年の基準地価(7月1日時点)は、全用途平均で14年連続の下落になりましたが、下落幅は5年ぶりに縮小しました。また、札幌市内では、マンション用地需要を背景に下落幅が大幅に縮小し、商業地は、ほぼ横ばいになりました。東京、大阪、名古屋やその周辺地域を除いた地方圏の主要都市の商業地では、下落幅は最小でした。そして、都心部や地下鉄沿線など交通利便性の高い一部の地域で上昇した地点が増加しました。ただ、それ以外の札幌市郊外や地方都市では地価下落が続き、二極化が鮮明になっています。


 地価の下げ止まりが目立つ様になったのは、景気回復の傾向に加えて、低金利で行き場を失った投機的資金が不動産市場に流れ込み、利便性や収益性の高い土地の地価を押し上げているからです。


 札幌では退職世代の買い替えを見込んだマンションの建設ラッシュが、都心部や利便性の高い地下鉄沿線に広がっていますが、その影響も大きいようです。   (営業 石黒)

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