あれから10年
今日大通を通ると旧北海道拓殖銀行本店の解体作業がほぼ完了したようで、もうすぐ解体用の囲いもなくなりそうでした。
北海道唯一の都市銀行だった北海道拓殖銀行が1997年11月に破綻して10年の月日が流れようとしています。雑誌やテレビの報道で拓銀は危ないと報道されたあとは、預金を他の都市銀行へ移し替える人が多く見受けられました。駅前通りには現金をおろして紙袋を抱えて歩く人の姿をたくさんみました。あれから約10年が経過し建物がなくなると歴史的建造物がまたひとつ失われる気がします。旧拓銀本店は大通の顔とも言える存在感のある建物で、壁や柱に大理石が使われた重厚な感じがひそかに好きでした。
地上20階地下2階の高層ビルが2009年開業に向けてこれから本格的な工事が始まりますので、新たな大通のシンボルとなる建物に期待したいと思います。
今日のおすすめは 札幌・大通駅とも徒歩圏の浴・トイレ別の家具家電付物件です。 (営業 佐藤)