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マンション投資第29の鉄人 (2)

7月も早いもので後半に入りました。計画停電が心配されますが札幌は大丈夫でしょう。
今日は扇風機と火災警報器をを購入して現在賃貸募集中のマンションの空き室に
設置しました。
 
  
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マンション投資第29の鉄人 (2)
                                 
                            埼玉県在住 前泊王子 (専門職)
  マンション管理組合体験談
 鉄筋コンクリートのマンションは丈夫なので、管理組合がしっかりしていても頼りなくても、
短期的には共有部をはじめとした単なる外観上の差でしかないが、長期的には大きく差が
つくだろう。
 投資型マンションは、投資家層の所有が多いので意見がまとまりやすいかと思いきや、
上記の数々のエピソードにあるように、部屋の所有者が1室の権利を保持しており、
マンション全体としてまとまった合意形成がとりづらいことが問題である。
 そもそも国土交通省のマンション標準管理規約が投資用のマンションを想定していない
ことも根本的な問題の一つといえる。
 もうひとつは管理組合役員のなり手が乏しいこと。各オーナーが部屋を所有しているにも
拘らず、無関心層がとても多い。総会出席はおろか総会の資料さえ読んでいない人がいる。
国土交通省もこれらの問題は承知しているようで、管理組合機能を管理会社に委託させて
しまうような案を検討中とも聞く。
 この場合さらに所有者の金銭的負担が増えるかもしれない。ひょっとしたら近い将来
投資型マンションの管理組合はなくなり、役員の業務から解放される日もくるかもしれない。
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 波乱、問題例ばかり書いてきたが、どうしようもない管理会社、管理組合は意外と少ない。
なり手が少ないことは、自分が積極的に動けば役員に簡単になれ、少しでもマンション管理を
改善できるかもしれないということでもある。
 おすすめは、定年退職後間もない人たちである。時間の余裕もあり、交渉、連絡、
見積もり、相談等は、会社員時代の経験が生きる。 管理会社と二人三脚で進められるので
一般常識があれば大丈夫。むしろ会社時代はお偉いさんでなかった人がいいかも。
 要は質を保ちつつ管理費、長期修繕の無駄な支出を削り、できるだけ収入を
増やすことである。マンションの管理に精通していくと、自分の部屋の経営にもよい効果が
出てくる。修繕積立金残高も多すぎたり、足りなさすぎたら問題で、所有時期によっても
負担の不公平感はありうるが、結局ははじめに多めに払うか、あとで多めに払うかの
差でしかない。
 私個人としては、あまり多くの時間を費やして本業に差し支えると本末転倒になるので
気をつけたい。マンション「管理組合」の鉄人の道はまだまだ遠い。
自分に言い聞かせるようで申し訳ないが、トラブル、難題を楽しむぐらいの気持ちで
いきたいものである。
こちらが →第29の鉄人のまとめ

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