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クラシックとラテン音楽

今日は午後7時から中島公園内にある音楽堂Kitraで札幌交響楽団の定期演奏会に行った。


今年はモーツアルト生誕250年で新年1回目の演奏会はモーツアルトの曲が3曲演奏だったが、仕事の都合もあり2曲を聞いて会社に戻った。札幌上田市長夫妻も私の隣の席でモーツアルトを楽しんでいた。モーツアルトは軽い感じで明るく春を告げる感がある。


  


午後9時過ぎまで仕事をして9時半過ぎから近くのサルサバーEL MANGOのパーティに参加。SALSAはラテン音楽でダンスもでき楽しい。


最近は専らサルサを中心に楽しんでいる。ラテン音楽を聴くと気分が躁状態になるようでリフレッシュできる。


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なぜ先進国では再び所得格差が付くか。:虎は死して皮を残す。


 


この構造的な問題を考えないで格差が良いの悪いの言ってもはじまりません。そもそもこの平成15年不況でなぜ多くの老舗が潰れたかに答えが有ります。そう、市場が成熟して来ると従来のようにやっていては利益が出ないのです。利益を出す事のできる人材が必要なのです。そこで優秀な人材が求められ取り合いになり優秀な人材の市場価値が上がるのです。これがウイナーテイクオール社会です。人材に市場原理が働いているのです。人材が収益にいかに直接に貢献するかという典型がゴーンさんでしょう。


 


習熟した社会でビジネスモデルをアップデートしたり新たに構築したりできる人間は宝石であり、サラリーマンは河原の石なのです。赤い血が通っていようがいまいが市場は冷徹なのです、石には石の相場の収入しか支払われる事は無いのです。もしここに結果の平等というような人為的な歪みを持ち込むと社会自身が低迷します。ゆりかごから墓場までと言われた欧州の福祉国家の破綻がその失敗例を示しています。


つまり、所得格差の有る社会は全体の活力の為の倫理的な必要悪なのです。


 


私はこういう事を考慮した上で社会を登れと言っているのです。なぜならば政治が賢明であれば格差社会は実現します。能力やMBA等何か特別なものを持つアッパーミドル世帯とと凡庸なホワイトカラーの世帯の格差は広がります。サムシング スペシャルの無い世帯は沈み始めたと気付いても中高年になっていたらもはや頼るものが無いのです。特別の能力の無い人間はそれに代わるものを用意しておかなければいけないのです。


 


逆に万が一日本の政治が欧州の福祉国家の愚を繰返したらどうなるでしょう。おそらく企業は本社を海外に移転し優秀な人間は海外に移住してしまうでしょう。現にF1のシューマッハ等所得税の低いスイスに移住しています。これにより日本の税収は落込み自滅への道を加速するでしょう。喜ぶのはアジアの経済覇権を得る韓国と中国というところでしょうか。そして、日本は最終的に誰も望んだはずではなかった皆が貧しい格差の無い社会に行き着くのです。


こうなった時当然ですが、私も海外に移住するでしょう。日本には旅行者として来るようになる事と思いますが、こういう可能性も無いわけではありません。


 


何度も繰り返しますが、重要なのはMBAに行ってサラリーマンの本流として競争力を増すか、サラリーマン以外に資本主義社会で通用する競争力を身に付けるか、起業して自ら将として戦うか。大きく分けてこれしか手が無いという事です。つまりどの道も能力と努力が必要なのです。たとえ世襲で良い収入を手に入れる人がいたとしても努力を怠ったらいずれ継いだものを破綻させてしまうでしょう。


 


そして、既に普通のサラリーマンになっているホワイトカラーの皆さん、皆さんにはもはや投資というサイドビジネス以外にこの資本主義社会で勝つ方法は無いのです。早くこの事に気付いて手を打つ事です。


虎は死して皮を残す。と言われますが、果たしてあなたは死んで子供に何を残す事ができるでしょうか。


 



 


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